相棒-劇場版-

つい最近相棒にどハマリしまして･･･まだ土ワイ～シーズン２途中までしか見てないんだけども。
劇場公開までのﾃﾚ朝相棒祭りにヤラレっぱなしです！うきょーさぁん！

つーわけで朝イチの回を観てきました！
初日で映画の日もあってか、開店前からの列。もちろん私もそれを見越して早めに行ったわけですが。見事に満席でした。

スケールがハンパないよ･･･！！社運を賭けてる＠黒柳徹子というだけあって、いつものドラマよりはるかにテーマが巨大。
前半は萌えぇ～なんていつもの感覚で見てたけど･･･萌えが完全な"燃え"に変わりました。中盤からだんだん緊張してきて、体も動かなくなって顔も強張り始めました。。。見終わってからも顔の筋肉がなかなかほぐれませんでした。終了後ほかの観客も、普通ならあーだったこうだったと話しそうですが、あまり話さずさざ波のように劇場を後にしていきました。
つかパンフ･･･！品切れってどういうこと！！？今日初回ですけど！もしやまだ届いてないのか･･･！！それはもう一度見に来いということか！！(言ってない)


ではちょこちょこネタバレを挟みつつ感想的なものをつらつら書きます。

エンドロール終了後暗転して「この物語はフィクションです」と出てやっと気持ちが落ち着く、それほど現実味があって今の日本をほんの少しのパラレルを加えて描き出したという感じです。戦時下にある貧しい国で、ゲリラの人質になり殺されたボランティアの邦人･･･まるでどこかで聞いたような話です。そんな重い話が土台なんです。
スマステで香取君が「空気感が伝わってきて、観てる方も緊張した」と言ってましたが、まさにその状態を味わいましたよ。

過去に登場したキャラクターがぞろぞろ登場(と言っても私が知ってるのはシーズン2までだから経緯が分からない人がほとんどでしたがｗ)し、それぞれが印象付くような使われ方をしています。全員その事件もとい事実に絡んでいくんです。
しかしその中で、初めて顔を出す俳優さんも。
いきなり言っちゃいますが、犯人は木佐原(西田さん)でした。というか武藤さんの事務所でコーヒーを飲むとき、マドラーにシュガーの空包みを巻きつけてあるシーン･･･なぜか一点に絞って見せたので怪しかったんですよ。あれは今思えば、右京さんの目線だったんですねぇ･･･塩谷(柏原君)の隠れ家で、同じものを見つけて決定的に。
ただ相棒の場合、犯人が知れて終了･･･というわけではないんですよね。犯人へ辿り着くまでの推理その他だけでなく、そのあとのドラマが待っているんです。ここが今までの刑事・推理物と違う、相棒ならではの魅力かと思います。
でも普段テレビで放送しているドラマより、テーマが深く、重い。ドラマが劇場版と銘打つとただの延長戦のように見えがちですが、これは見事に「映画」になっていました。海外の良作映画にもひけは取らないと思います！ってこれはさすがに言いすぎかな(笑)

アクションにもかなり力が入ってましたよ！まずは薫ちゃんの"水"ですね。
水にたどり着くまでの緊迫感もさることながら、イタミンとのコンビネーションが抜群でした。普段では考えられませんねｗ結局川を走る爆弾船もフェイクでしたが。たぶんあの船が爆発してもハデにはならなかったろうし、薫ちゃん無駄骨だったかも･･･おっと、無駄なんて言ったら右京さんに怒られちゃいますね。
右京さんの"火"もすごかった！水谷さんのスーツが本気焦げしただけあります･･･火は関係ないですが、軽やかに歩道の柵を飛び越える右京さんにはびっくり。体軽いですよね～水谷さんは･･･
テレビではここまでやらんだろうというド派手な効果は見ごたえありましたよ。しかも無理やりじゃなく、少量を流れにうまく組み込んでて。アクションは別にメインじゃないですからね、ほんの少し見せるだけでいいんですよ。

そういえば、小野田と右京さんの寿司シーンに笑いが起きましたｗ例の「皿戻し」は誰でもツボなんですね(笑)しかしあの二人の食事会(密会とも言う＠公式ｗ)はもう････ね、なんかあやしげな雰囲気醸してるねｗ小野田のせいだけどｗｗｗ
観に来てた年齢層はやはり高め、いわゆる団塊世代？やっぱりというか･･･普段からお茶の間で見てるファンということでしょうね。わしぐらいの人はあまり見掛けませんでしたｗ隣のｶﾌﾟﾙは自分より若そうだったけど。


とりあえずあと1回くらいは観ることになりそうだ･･･もとい観たい。
次はあらゆる部分を萌え目線で見たいｗ